「インターン」と聞くと、会社説明会や1日、2日の短期インターンをイメージする学生は多いかもしれません。
今回はインターンを4つの種類に解剖しつつ、特に長期インターンについて説明していきます。「長期インターンって結局なんだろう?」という皆さんのギモンを解決できたらと思います。
そもそもインターンとは?
学生が興味のある企業などで実際に働いたり、訪問したりする職業体験のことを総称して「インターン」と呼びます。実際の実務や働く体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを目的としており、種類として1日単位のものから、数ヶ月、あるいは1年の長期的なものがあります。ここからはさまざまなインターンの種類を分類していきます!
インターンシップの種類
インターンシップは主に4つのタイプに分かれています。
- 長期実務型
- 短期実務型
- 長期体験型
- 短期体験型
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長期実務型
「長期インターン」と呼ばれることが多く、労働力確保を目的として実施されることが多いです。主にベンチャー企業などが実施しています。
メリット
- 実際に企業で働くことができるので、働くイメージや企業の実態を知ることが可能
デメリット
- 会社の実務をこなしていくので、アルバイトより責任感は重くなる
- 勤務時間が限られてくるので、講義やアルバイトとの時間のバランスを取るのが難しい
短期実務型
割合としては少ないが、プログラミングの体験インターンなど、スキルを体験的に身につける際などに実施する企業が多いです。
メリット
- 自分の興味ある業種で求められてるスキルを体験することで明確化することができる
デメリット
- 実施してる業種が絞られるため、自分の興味ある企業が行ってない場合がある
長期体験型
大学でのプログラム型授業などで見受けられ実際に働くというよりは企業との接点を持ちつつチームで活動することが多いです。
メリット
- 大学によるが、単位になる場合もある
- 海外でのインターンをできる場合もある
デメリット
- 講義の一環になるので、実務を経験できない場合がある
短期体験型
割合としては一番多く、夏休みや春休みに1DAYインターンシップのような名称で各企業が説明会を兼ねて実施することが多いです。筆者が経験した1DAYインターンシップは「企業説明+ワークショップ」「企業説明+グループディスカッション」などのパターンが多かったです。
メリット
- 多くの企業と接点がもてる
- 短期間で様々な業種のことを知ることができる
デメリット
- 企業についての理解を深めるのが難しい
- 実際の業務を経験できるわけではない
- 企業によっては倍率がたかいため参加できない可能性がある
さまざまなインターンシップについて、整理できましたか?
ここからは本題である長期インターンシップについて詳しく説明していきます!
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長期インターンシップ
基本的にはアルバイトと同じように研修を行い、徐々に仕事を任されていくのが主な流れとなっています。期間は基本的に3ヶ月以上の場合が多いです。先ほど挙げたものに加えてこんな大きなメリットがあるんです!
メリット
スキルアップができる
社員と一緒に取り組むため、仕事に必要なコミュニケーション力が身についたり「営業インターン」などのような専門的なスキルを身につけられるものがあります。
選考や入社につながるケースがある
長期に及んで実際の会社の業務に取り組むため、企業側もインターン生の意欲やスキルなどが十分に把握でき実績や働きぶりが評価された場合はそのまま入社したり選考の一部免除を受けるケースがあります。
給与がもらえる
長期インターンは一般的に有給の場合が多いです。 給与形態は、時給型や成果報酬型など企業により様々です。
参加するタイミング
参加するタイミングは大きく3つあります。
①大学1~2年生
授業も多く、なかなか時間を割きにくい印象の1、2年生ですが、学校生活との両立に配慮しながら募集している企業もあります。
②大学1~3年生
就職活動の開始と共に長期インターンシップを知る人が多いこともあり、一番始める人が多いのはこのタイミングだと思います。授業が落ち着いてきた中で、キャリアと向き合える機会として選択される方が多い印象です。
③就活終了後
就活で内定をもらったあとに入社予定の企業、もしくは全く別の企業で入社までのスキルアップとして長期インターンに参加する学生も多いです。
まとめ
いかがでしたか?
長期インターンシップについて、詳しく知ることができたと思います!皆さんもこのプラキャリで、素敵な長期インターンに出会ってくださることを心よりお待ちしております!
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