みなさんは「長期インターン」というワードを耳にしたことがありますか?
いわゆる「インターン」は馴染みの言葉で、大学生の8〜9割はインターンの参加経験があるというデータもあります。長期インターンは、数ヶ月以上取り組む実務型のインターンのことで、関東圏を中心に長期インターンを経験したことのある大学生が増えています。
そんな長期インターンですが、実際にその経験は就職活動で活きるのでしょうか。今回の記事では、長期インターンのメリット、デメリットを徹底解説していきたいと思います。
長期インターンのメリット
①成果を出した経験を「ガクチカ」として語ることができる
長期インターンで取り組んだ業務は、自分自身が本気で向き合って成し遂げた、いわば努力の結晶です。学生時代に力を入れて取り組んだこと、いわゆる「ガクチカ」として面接時などに語ることができるのは、長期インターンの大きなメリットの一つだと思います。
ガクチカに成果を求める傾向が強まってきていることからも、長期インターンに取り組む動機になりそうですね!
②就活におけるさまざまなタスク処理能力を実務を通して身につけられる
就職活動において、私達はESの締め切り管理や面接日程の調整、メールでのやりとりなど日常生活では直面しない多くのタスクと向き合うことになります。
しかし、そのようなタスクも長期インターンに取り組んでいれば一安心。日々の業務の中で様々な締め切りや日程調整、チャットでのやり取りをこなしていく内に、苦も無くこなせるようになっていきます!
③社会人とコミュニケーションを取る機会が増える
長期インターンでは業務を通じて、社員さんや社外の方々と多く話す機会を得られます。その経験によって物事への捉え方が変わったり、他の見方をできるようになったりしていきます。
結果として、グループディスカッションや面接においてワンランク上の意見を出すことも可能となり得るのです。また、多くの社会人と話すことで、人事の方も1人の社会人だという認識で接することができるようになり、より自分自身の本当の力を面接で発揮できるようになります。
④長期インターン先に内定することも!?
実は結構あるんです。
長期インターン先において、真摯に業務と向き合った結果として会社とのマッチング度合いを測ることもできます。人事の方からマッチング度が高いと判断されれば、そのまま長期インターン先に入社することも可能なのです。最近では、志望企業に対して敢えて新卒採用ルートではなく長期インターンから入社を狙う人も増えてきています。
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長期インターンのデメリット
唯一のデメリットがあります。
それは「自分から進んで業務に取り組んでいなければ、何もしていなかったも同じとみなされてしまうことがある」ということです。
長期インターンという立場は、入る会社にもよりますが序盤は丁寧に仕事を振り分けていただけることが多いです。最初は業務に慣れるためということもあり、それでも問題はないと思いますしある程度の成果も出せると思います。しかし、その先の行動でかなり評価は変わってきます。
引き続き同じように業務をこなして成果を出すだけであれば、それはアルバイトと何も変わらないと思われますし、ましてや社会人になってからもその姿勢で業務に取り組むのではないかという疑念を相手に抱かせてしまいます。
逆に自分から率先して、圧倒的成果を出す、業務改善を行う、新しい事業を立ち上げるといった行動に取り組めば大きく評価されることでしょう。
著作者:jcomp/出典:Freepik
まとめ
いかがでしたか?
就活においては諸刃の剣ともなり得る長期インターンですが、主体的に取り組めばプラスに活かせる活動であることは間違いありません!
また、「人生の夏休み」と言われている大学生の間に、様々な事に挑戦してみることで、就活の軸が明確になることや価値観が広がり、違う世界が見えてくることもあります。
その中に自分のキャリアを形成するための一つの手段である長期インターンシップを視野に入れてみてください。
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